こんにちは、ヒデヨシです。
アメーバやガールフレンド（仮）など、インターネットサービスを提供している株式会社サイバーエージェント。その代表取締役社長の藤田晋氏のコラムに「人生は配牌のようなもの」というたとえ話が掲載されていました。
配牌とは麻雀で最初に配られた自分の手札のことです。手牌が配られた後、4人で順番に牌の山から手牌を1枚ずつ入れ替えていき、高得点となる役をつくっていきます。
今回はそんな麻雀の配牌と人生を対比させた藤田氏のたとえ話を紹介します。
人生は配牌のようなもの
“ 人生は自分に配られた配牌のようなものです。（中略）そして、誰もが死ぬまで自分の手牌で勝負していかなければならないのです。
私たちは自分の生まれてくる体・環境を選ぶことはできません。しかしその現実を受け入れて今の自分に何ができるかを見出さなければなりません。
藤田氏は起業する前、中流家庭に生まれたため反骨精神が足りないとか、コネがないから泥臭くいくしかないなど自身の「配牌」を振り返りました。その現状を受け入れ、足りないものを努力で補いながら高得点の役をつくるため必死になったから今があるのだと言います。
そして、他人の配牌と自分の配牌を比較した際のアドバイスとして以下のようにも書いています。
“ もしあなたが「自分の配牌よりマシだ！」と思ったとしたら要注意です。麻雀でも、人の配牌を羨んだり、自分の配牌を嘆いている人って勝てるわけないと思いませんか？腐った気分で見る配牌は、実際よりも悪く見えるものです。それでは配牌に大物手に育つ種があったとしても見落としてしまいます。
隣の芝は青く見えるものです。しかし、隣の芝を羨んでいても自分の現状は変わりません。他人を見て羨んでいるうちにあっという間に時は過ぎてしまいます。
そうしたらもう割り切って自分自身で勝負するしかありません。自分で勝負するために運動や勉強などで自己研鑽を行い、自分自身を磨いていく努力を惜しまないことが成功へ近づく秘訣だと藤田氏は言います。
“ 麻雀も人生も、配牌の良し悪しで決まるとは限らないのです。人生は配牌を手にした日から、どこまで行けるか、死ぬまでの戦いなのです。
藤田氏の麻雀棋士道が表れています。かっこいいですね！麻雀をする人にとっては心に響くのではないでしょうか。
何事も自分次第。周りの環境のせいにするのではなく、自分の行動で環境を変えることを学ばなければなりません。
自分を受け入れ行動を変えることで、自分の手牌を高得点の役へと成長させることができます。
悪い配牌を点数の高い役に育てるのは自分自身なのです。
トランプカードゲームで人生をたとえよう
今回、藤田氏は人生を麻雀でたとえました。配られた配牌を自分に見立てて、得点の高い役づくり、すなわち人生で成功をつかむために努力を惜しまないことを学べる、非常に深い内容のたとえ話でした。
麻雀の配牌を人生にたとえるのと同じように、トランプカードゲームも人生としてたとえることができます。ポーカー、ブラックジャック、大富豪など最初に配られた手札を受け入れて、相手に勝つために手札を育てたり戦略を考えて戦う特徴はまさしく人生にたとえることができます。
トランプカードゲームは世界共通で知られているものが多く、「イメージ化が簡単」で「共感しやすい」ためたとえ話としてうってつけです。
子どもに説明する際にも使いやすいので、人生を語る機会があったときは是非活用してみてください。
まとめ
・人生は麻雀の配牌のようなもの
・現状を受け入れて努力し、自分自身で勝負する
・麻雀、トランプゲームで人生をたとえよう
以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。
ヒデヨシ
Photo by sari_dennise via flickr
【参考・引用】
・サイバーエージェント 特集記事FEATURESコラム『人生は配牌だと思え』（2016.03.31）
【おすすめの関連記事】
・幸運の女神には前髪しか無い！チャンスをつかむ３つの習慣
・電車の乗り換えで人生は変わる！チャンスをつかむ為のたとえ話
・自己肯定感を高める！五体不満足の乙武さんは「ドラゴン」
・自己価値を高めたいなら人生を「1冊の本」にたとえてみよう
・人は自分を映す鏡！ポジティブな行動を反射させよう
・目標達成したいなら「１匹のクマバチ」になろう！
・【リーダー思考】人生はマラソンではなく「50m走」で走れ！
・新人はポケモンのように育てよう！
・身近な5人はあなたの価値を測るものさし｜TED｜Scott Dinsmore｜
・「ものまね」で自分探しをしよう！たとえ話も上手くなる！｜TED｜スーパープレゼンテーション
たとえ話が上手くなるサイト
PARABLE ANTENNA へ
たとえ話が上手くなるブログトップへ
にほんブログ村
