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2016年4月13日水曜日

ライバルは人気の悪役キャラでたとえよう|TED|Mark Bezos|スーパープレゼンテーション


こんにちは、ヒデヨシです。

ライバルの存在はありがたいものです。自分では気づかないものに気づかせてくれたり、自分を高めてくれたり、自分が努力する理由を与えてくれたりします。

でも、

「くそっ!あいつさえいなければっ!」

なんて思うこともあるかもしれません。

消防士のボランティアをしているMark Bezos(マーク・ベゾス)は、初めての火事の救助活動のとき、5秒早く到着した他のボランティアに(生命を救うという)おいしい所をもっていかれました。

代わりに救ったのは、まさかの、火事になった家主の「くつ」。あまりもの悔しさに、ライバルのボランティアのことをスーパーマンの宿敵レックス・ルーサーとたとえました。

実は、人を悪役キャラでたとえるのはたとえ話として非常に効果的です。今回はMark BezosのTEDカンファレンスから、ライバルを悪役キャラでたとえる効果について紹介します。

また、4分ほどと短い動画ですが、人間味のあるプレゼンで話に引き込まれます。お時間ある時に是非ご覧下さい。


スピーカー:Mark Bezos(マーク・ベゾス)
タイトル :A life lesson from a volunteer firefighter「ボランティア消防士が語る人生の教え」




「くつ」を救った小さな親切


救助活動を行った数日後、消防団にお礼の手紙が届きました。何より一番に書かれていたことは、誰かが靴まで救ってくれたことでした。実は火災当時、家主は雨の降る中裸足で外に避難していたのです。

Mark Bezosはこの経験を通して、小さなことでも人のために行動できることがあるのだと学びます。そして、待っているだけではダメだということも。

「状況が整ってから行動を起こそう」と考えていても、いつまでも状況は整いません。それよりも、たとえば、道や公園のゴミ拾いをする、誰か相談役になるなどすぐにできる小さな行動を起こし人に影響を与えることが人生では必要だと言います。

「与えられるものがあるなら今それを与えてください。誰かの命を救う機会は毎日訪れるものではありませんが、誰かに影響を与える機会は毎日あります。その機会を逃さず、「くつ」を救ってください。」



ライバルは宿敵でたとえよう!


Mark Bezosは火災現場で自分より早く活躍したライバルを「レックス・ルーサー」とたとえました。

レックス・ルーサーとはDCコミックのご存知スーパーマンの宿敵です。スキンヘッド、IQ200、知略を巡らせた陰湿な攻めでスーパーマンを苦しめる宿敵としてシリーズに何度も登場します。

レックス・ルーサーの名前が出されたとき、会場からドッと笑いが起きました。誰もが知っているスーパーマンの宿敵でライバルをたとえるというユーモアに共感したのです。

悪役っていいですよね。悪役に憧れる人も多いのではないでしょうか。いつも主人公に打ち負かされてしまいますが、その根性と執念で何度も立ちはだかる姿とか、何かぐっと来ます。

愛着がわくキャラクターも多く、主人公よりも人気が出てしまうというシリーズもありますね。

自分のライバルなどの人をたとえる機会があるときは、そういった人気の悪役キャラでたとえるといいでしょう。誰もが知っている悪役キャラはそのカリスマ性や人間性で人気を博しているので多くの人から共感されます。

また、悪役キャラだからといって嫌味ではなく敬意をもって呼ぶこともできるので、引き合いに出されている人に失礼にもなりません。

イメージ化がしやすくたとえ話として使いやすいので、プレゼンや会話の中で是非使ってみてください。


まとめ

・待っているだけではダメ

・今すぐできる小さな行動を起こして人に影響を与えよう

・ライバルは悪役キャラでたとえよう


以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。

ヒデヨシ

Photo by V Threepio via flickr



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2016年3月28日月曜日

マルチポテンシャライト&器用貧乏は「総合商社」でたとえよう|TED|Emilie Wapnick


こんにちは、ヒデヨシです。

「器用貧乏」と聞いて、あなたはどんな人をイメージするでしょうか。色々な分野に手を出し、結局大成しない、浅く広くの、取り柄のないジェネラリストと思うのでしょうか。

キャリアコーチであるEmilie Wapnick(エミリー・ワプニック)の意見は違います。器用貧乏なジェネラリストは変化の早い現代社会に適応するために必要な「マルチ・ポテンシャライト(Multipotentialite)」であると彼女は言います。

今回はEmilie WapnickのTEDカンファレンスから、彼女の提唱する「マルチ・ポテンシャライト」とは何か、そして現代でどのような強みを発揮するのか学んでいきます。

さらに、たとえ話が上手くなるブログ的にマルチ・ポテンシャライトをポジティブなたとえ話として表現してみました。こちらも併せて紹介します。


スピーカー:
Emilie Wapnick(エミリー・ワプニック)
タイトル :
Why some of us don't have one true calling「天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう」




「浅く広く」という悩み


あなたにはこんな悩みがありますか?

・いろいろ興味のあることに手を出すがすぐ飽きてしまう
・飽きが来ている仕事をしぶしぶ続けている
・どのスキルも中途半端なため将来のキャリアが不安
・物事にすぐ飽きたり長続きしない自分は何かおかしいんじゃないか

「何になりたい?」という質問は、幼少期には興味のあることを引き出してくれますが、進学や就職など、大人になるにつれて頭の痛いフレーズへと変わります。

私たちは様々なことに興味がありそれらに挑戦してみたいと考えていますが、進学や就職など何か一つに道を決めなければならないという錯覚に陥っています。さらに悪いことに、専門性が重視されがちである現代では「これは自分が選んだ興味のあることなんだ」と自分自身に何とか言い聞かせて一つの分野の中で働き続けている人が多いのが現状です。



マルチ・ポテンシャライトの強み


マルチポテンシャライト(Multipotentialite)はEmilie Wapnickによる造語です。「複数の(multi)」「可能性を持った(Potential)」「人(ite)」という意味が込められています。一つの分野だけでなく様々な分野に身を投じて幅広い経験をもった人々のことを指します。

マルチ・ポテンシャライトの人はいわゆる広く浅くのジェネラリストのように捉えられますが、Emilie Wapnickはマルチ・ポテンシャライトの発揮する以下の強みが現代には必要だと言います。


1.アイデアを統合できる

様々な分野の知識と経験があるため、1分野のみを追求してきた人よりも創造性が豊かです。誰にも思いつかない組み合わせでアイデアを統合し、新しい価値をつくり出します。


2.高い学習能力でのめり込める

興味が湧いたものに対する学習意欲が非常に高く、すぐに身につけてしまいます。初心者であることが多かったため新しい挑戦にも慣れており、過去の経験で培ったノウハウも最大限活用します。


3.適応力が高い

21世紀で成功する上で最も重要な能力の一つが「適応力」だと『Fast Company』誌に書かれています。様々な分野の経験から、市場の変化や顧客のニーズに柔軟に対応できる適応力を持っています。


マルチ・ポテンシャライトが幅広い知識からアイデアを統合し、専門的スペシャリストがそのアイデアを深く追求・実行するというチームが理想的だとEmilie Wapnickは言います。専門的なスペシャリストにとっても、これらのマルチ・ポテンシャライトの特長を必要としてるのです。

様々なものに興味があるのに無理に一つの分野に留まる必要はありません。器用貧乏は決して中途半端なことしかできないのではなく、変化に適応でき、広い見識からアイデアを統合して新しい活躍ができる、スーパージェネラリストなのです。

もし今、気になる趣味、仕事、遊び、体験があるならば、臆せずすぐにチャレンジして新しい経験を自分のものにしていきましょう。浅く広くも現代では一つの大きな価値なのです。



マルチ・ポテンシャライト&器用貧乏は「総合商社」でたとえよう


前述の「スーパージェネラリスト」は米国サンタフェ研究所のジョージ・コーワン博士により表現されたものです。マルチ・ポテンシャライトのコトバも含めてポジティブな印象ですね。

広く浅く何でも手を出すというと、日本では「器用貧乏」でたとえられるでしょう。器用ではあるが、あちこちに手を出し、どれも中途半端となって大成しないという意味でネガティブなニュアンスで使われます。(「器用万能」とかあればいいのにと思いますが。)

変化の早い現代に必要とされた能力をネガティブに表現するのはもったいない!この際、マルチ・ポテンシャライトを新しいたとえ話で言い換えてみました。

結論を言うと、マルチ・ポテンシャライトは「総合商社」でたとえましょう!

総合商社とした理由は、以下のようなマルチ・ポテンシャライトの強みを持っているからです。

・ラーメンから航空機まで、様々な幅広い商品・サービスを統合的に提供
・個々の商品についての専門知識も必要となり学習に貪欲
・取り扱い商品が豊富なため変化するニーズに柔軟に対応できる

使い方は、「あいつは総合商社みたいなヤツで何でも知ってるから今度教えてもらおう。」のように、幅広い知識や経験をもっている人に使いましょう。「商社マン」ではないのがポイントです。

いかがでしょうか?ポジティブな印象でありマルチ・ポテンシャライトのイメージとも合致しているので、私としてはしっくりきています。

あなたも、これからは浅く広い経験を持つ人を「総合商社」でたとえて是非ポジティブに表現してみてください!



まとめ

・マルチ・ポテンシャライトは現代に必要な能力

・幅広い知識の統合力、学習力、柔軟性をもっている

・マルチ・ポテンシャライトは「総合商社」でたとえよう!



以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。

ヒデヨシ


Photo by Ken Teegardin via Flickr



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2016年3月14日月曜日

身近な5人はあなたの価値を測るものさし|TED|Scott Dinsmore|


こんにちは、ヒデヨシです。

自分は世の中でどのくらいの市場価値があるのか、あなたは考えたことがあるでしょうか。そしてその市場価値を測ったことがあるでしょうか。

自分の価値を把握するためにはものさしを使って客観的に測る必要がありますが簡単に評価するにはどんなものさしを用意すればいいでしょうか。

起業家であるScott Dinsmore(スコット・ディンズモア)はTEDカンファレンスで、自身の経験から市場価値を測るものさしのたとえ話と、自分のゴールにたどり着くための近道を紹介しています。

今回はScott Dinsmoreのプレゼンから自分の市場価値を測るものさしのたとえ話とゴールを達成するための簡単ながらとても勇気のいる方法を学んでいきます。


スピーカー:
Scott Dinsmore(スコット・ディンズモア)

タイトル :
How to find work you love
「好きになる仕事はどうしたら見つかるのか」




なぜ今の仕事をしているの?


「履歴書に箔を付けるために職に就くなんてセックスを老後のために取っておくようなものだ」(ウォーレン・バフェット)

Scott Dinsmoreはフォーチュン500の企業で働いていましたが、世界一の投資家ウォーレン・バフェットのこのたとえ話を聞き、日常の退屈な業務から抜け出して世の中にインパクトを与えるため『Live Your Legend』を立ち上げました。

「なぜ今の仕事をしているの?」

あなたはこの質問にどう答えるでしょうか。これはScott Dinsmoreが友人にキャリアアドバイスをする際によく聞いている質問です。彼によればこの質問を投げかけた大多数は、何となく採用されたから、働かないと生活できないから、働きなさいと言われたから、と答えるのだそうです。

「多くの人が誰かに登れと言われたはしごを登っているだけ。それは間違った壁にかけられているかもしれないしそもそも壁さえないかもしれないのに。」と彼は残念そうに言います。

自分が今置かれている環境を、あなたは客観的に見れているでしょうか。



あなたは、あなたに身近な5人の平均のようなもの


私たちは気づかないうちに、居心地のいいコンフォートゾーンを選んでしまいます。居心地がいいために思考停止に陥り、今の自分の状況を客観的に見なくなってしまうのです。

そんなとき、今の自分の価値がどのくらいなのか、わかりやすいものさしとしてScott Dinsmoreは同じく起業家であるJim Rohn(ジム・ローン)の言葉を引用しています。

You are the average of the five people you spend the most time with.
(あなたは、あなたの最も身近な5人の平均のようなものだ)

「あなたの年収はあなたに身近な5人の平均になる。」という言葉として聞いたことがある人もいるかもしれませんね。このたとえ話は、身の回りの人を自分にたとえて自身を評価します。

年収だけではなく、人生の目標、仕事の効率、趣味・趣向、プライベートの充実性など様々な側面から参考にすることができます。

似た者同士は引かれ合うと言うように、意識的か無意識的か、私たちは自分と似た人のもとに集まります。自分の能力や価値は結局のところ身の回りの人が示してくれているのです。



ゴールに向かって人と環境を変えよう


既に成功をおさめた人、自分のミッションを持った情熱的な人を見つけてその中に身を投じることが、ゴールにたどり着く近道だとScott Dinsmoreは言います。

たとえば、「野球が上手くなる」というゴールがあるのにサッカーチームに所属していては意味がありませんね。また、野球チームに所属するにも、似た能力の選手がそろっている草野球チームよりも、厳しい環境を勝ち抜き成功をおさめた選手のいるプロ野球チームに所属した方がノウハウも豊富なため上達が早くなります。

この効果は心理学的でいう社会的促進の一種で、一人で行うよりも集団で、集団の中でも能力の高い集団の中で行う方が高いパフォーマンスを発揮すると科学的にも証明されています。

非常にわかりやすいたとえ話ではないでしょうか。同じ目的を持ち目的意識の高い人の集団に身を投じるだけで、自分の能力は何倍にも引き出されるのです。

環境を変えるとは人を変えることの他にも、働きやすいように身の回りを整理する、リラックスできる音楽を流す、散歩などで場所を変え集中力を高めるなど、簡単にできることも多くあります。

あなたも是非この「身近な5人」というものさしで自分を測ってみてください。そして疑問や非効率に思ったことをチーム内で共有し、行動を誘発して環境を変えてみましょう。

思考停止の状況から少し離れてみれば、今よりも良い仕事・生活を送るヒントが見つかるかもしれません。



まとめ


・最も身近な5人を自分のものさしにたとえて自分を見てみよう

・同じ目的、情熱をもった人のいる環境に身を投じよう

・ものさしで測って満足できなければ簡単にできることから環境を変えてみよう


「このままでいいのか」と自分の今の状況に不安や疑問を持っている人にとってはグサッと心に刺さるプレゼンです。仕事やプライベートなど現状にムズムズするものを感じている方は一見の価値ありですので是非視聴してみてください。

以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。


ヒデヨシ


Photo by Peter Jensen via flickr


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2016年3月1日火曜日

良い会話は「ミニスカート」のようなもの|TED|Celeste Headlee|


こんにちは、ヒデヨシです。

最近気になるワンシーン。レストランでテーブルを囲む全員がスマートフォンを取り出して会話ゼロ。話している途中でもSNSが気になりスマホをピコピコ。


保存した写真を見せ合うとかならまだしも、会話自体がないテーブルを見ると、ああ、時代は変わってるんだなーと少し寂しくなりつつ危機感を持てずにはいられません。


あなたは大丈夫でしょうか?スマホ依存症が蔓延する現代では、人と会話する時間よりスマホを触っている時間の方が長いという人も増えています。これでは本来のコミュニケーションの基本である人との会話の仕方を忘れてしまいます。


ライターであるCeleste Headlee(セレステ・ヘッドリー)はTEDカンファレンスで、日常会話に必要な10の方法を紹介しています。当たり前にできるべき会話の基礎を改めて意識することができるプレゼンです。


そして、プレゼンの中でCeleste Headleeは「良い会話はミニスカートのようなもの」とたとえています。実はこれ、2つの意味を兼ね揃えており、意味を知れば「おお!なるほど!」と唸ってしまうほど上手なたとえ話なんです。


今回は彼女のTEDカンファレンスから会話の基礎と良い会話のエッセンスを表したミニスカートのたとえ話について学んでいきます。


(※TEDの動画が日本語に翻訳されていないため英語の字幕となっています)



スピーカー:

Celeste Headlee(セレステ・ヘッドリー)

タイトル:

10 WAYS TO HAVE A BETTER CONVERSATION
「会話を良くする10の方法」




会話を良くする10の方法



会話をする上で最も必要なのは何より相手に注目することだとCeleste Headleeは言います。相手に注目した上で、会話が退屈にならないよう以下の10の方法を提案しています。


1.マルチタスクをしない

スマホをいじるなど、会話中に別のことをしない。

2.御託を並べない

言いたいことは結論を先に言う。専門用語も使わない。

3.オープンクエスチョンを使う

「YES」「NO」で答える質問では会話が終わってしまう。「誰が?」「何を?」「いつ?」「どこで?」「なぜ?」「どうやって?」といった、会話が広がる質問をする。

4.流れに沿う

相手がすでに語った内容を質問して話を戻したり、別の話題を急に投げかけないようにする。

5.知ったかぶりをしない

知らないものは知らないと伝える。ムリに知っているフリをすると言葉が薄っぺらくなり信用を失ってしまう。

6.自分の主観で語らない

他人の経験とあなたの経験は同じではない。自分の苦労や辛かった経験を熱心に語っても相手から共感されない。

7.自分語りをしすぎない

自分のことを繰り返し話したり自慢すると相手はうんざりしてしまう。

8.詳細を語りすぎない

人は日付や名前など細かいものよりも、あなたが何を好きで自分とどんな共通点があるのかを知りたがっている。

9.相手の話を聞く

最も重要なスキル。話すよりも聞くことに集中する。

10.話を短くする

シンプルに短い話の方がわかりやすいし内容も十分伝わる。


これら10の方法は決して難しいものではありません。誰でも簡単にできる会話の基本です。基本ではありますが、実際できている人は少ないとCeleste Headleeは言います。


あなたはどれができていましたか?読んでみてドキッとした項目はありましたか?自分の会話のクセには気づきにくいものですが、今回紹介した10の方法を一度振り返ってみることで今よりも良いコミュニケーションができるでしょう。




良い会話はミニスカートのようなもの



10の方法の10個目、話を短くする項目にて「良い会話はミニスカートのようなものだ」というたとえ話が紹介されました。



A good conversation is like a miniskirt; short enough to retain interest, but long enough to cover the subject.



『良い会話はミニスカートのようなものだ。関心を保つには十分短いが、対象を覆うには十分な長さがある。』


ミニスカートは、短いことで人が注目するし、短くても下着を覆うという機能を十分果たしています。


だらだらと長い話より、短い話の方が人は興味をもってくれるし内容を十分伝えることができるという見た目と機能の2つを会話に結びつけた上手いたとえ話です。シンプルで分かりやすくて、とても洗練されています。


これを参考にして「AでもB」というように、Aと対称的な要素をBとしてアイデアを考えると、ひと捻りした面白いたとえ話をつくることができます。


たとえば「小さくても**だ」という要素でたとえてみると、


小さくても十分雨をしのげるモノ 
折りたたみ傘

小さくてもすごい記憶容量 → マイクロチップ
・小さくても大きな一歩 → 人類月面初上陸

などを考えることができます。他にも、


・狭いけど広いもの → 地球

・遠いけど近いもの → テレビ電話
・軽いけど重いもの → ペロリと食べたケーキのカロリー

など、バリエーションを広げることができます。2つの要素を満たす必要があるため、アイデアを結びつけるのが難しいですが、ピタッと当てはまるたとえ話を考えることができれば、相手に伝える時に大きなインパクトを生むことができるでしょう。




まとめ


・会話を良くする10の方法を意識して「人」と会話しよう


・わかりやすい会話はミニスカートでたとえよう


・2つの要素を結びつけたたとえ話を考えてみよう



以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。


ヒデヨシ


Photo by EmilySalazar via flickr




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2015年12月4日金曜日

世界経済はヨット世界一周のようなもの|TED|Ellen MacArthur|スーパープレゼンテーション


こんにちは、ヒデヨシです。


誰でも人生で一度は絶望する瞬間があるでしょう。新品の絨毯にバターの付いたトーストを落としてしまう(しかも下向きで!)とか、買ったばかりのiPhoneを手からするりと落としてしまう(しかも下向きで!)とか!


人生は大抵、絶望するような困難が立ちはだかりますが、ここにも絶望を体験した女性がいます。


Ellen MacArthur(エレン・マッカーサー)は幼少の頃からの夢であったヨットによる世界一周を単独ノンストップで、世界最速記録を出した女性です。


彼女はヨットでの旅の途中、絶望的な状況を何度も克服してきました。そのときの状況をTEDカンファレンスにて、ユニークなたとえ話を使って表現しています。


また、洞察力が鋭い彼女は「ヨット」での自身の体験と「循環経済」を結びつけた発想から、経済学者として第2の人生をスタートさせました。一体どんな結びつけをしたのか、こちらも注目です。


今回はEllen MacArthurのTEDカンファレンスから、鋭い洞察力と発想力によって結びつけられた数々のたとえ話を紹介します。




スピーカー:Ellen MacArthur(エレン・マッカーサー)

タイトル:The surprising thing I learned sailing solo around the world「私が世界一周単独航海で学んだ意外なこと」




どうしようもない孤独を表したたとえ話



クリスマス当日、Ellen MacArthurは極寒の南極海にいました。オーストラリアの南、最寄りの町から3,000kmは離れた場所です。飛行機やヘリコプターは使えず、救助の船がくるには4日かかり、町に帰るのも4日かかり、トラブルが起こったら死ぬような危険な場所です。


「一番近くにいる人は宇宙ステーションにいる人かもしれない」


もはや地球上ではなく宇宙の人に助けを求めた方が早いという孤独を表したたとえ話です。近くには本当に誰もいないという孤独が伝わってきます。(実際、宇宙ステーションは地球のおよそ400km上空を飛んでいるので距離だけでみたら本当に宇宙ステーションの人が一番近いかもしれません。)



絶望的な運転状況を表したたとえ話



南極海で嵐に飲まれたらひとたまりもありません。低気圧で天候が悪い中、嵐の近くを通り、心臓のように休まず動き続ける海を全速力で駆け抜けます。ただ、その状況が絶望的。


「真っ暗な夜道、時速160kmの車が道を外れ、ワイパー、フロントガラス、ヘッドライト、ブレーキが無い状態で走るようなもの」


あなたが車を運転するならこの恐ろしさが伝わってくるでしょう。凍てつく南極海でこれは絶望としか言えませんね。このたとえ話には会場からもどよめきが起こります。




「限りある」という絶望と世界を結びつけたたとえ話



一度陸地を出たらゴールまで陸に上がれません。もちろん食べ物やトイレットペーパー、歯磨き粉までも最初に準備した状態から無くなるしかありません。


あなたはこの「限りある」状況に直面したことがあるでしょうか。まるで漫画『ワンピース』に登場するサンジとオーナー・ゼフのように、生きる為の食べ物が底をつきるという恐怖、「限りある」という絶望をEllen MacArthurは実感しました。


彼女はゴールして世界最速記録を樹立したあと、「限りある」ことについて意識するようになりました。ヨットでの「限りある」という体験と、資源を消費していく経済とが結びつき電撃が走ります。


「ヨットの上ではそこにあるものが全てなのです。それ以上はありません。突然、点と点が結びつきました。世界経済も同じなのです。人類史上一度だけ持てる、限りある資源に私たちは完全に依存しています。」


まさか、Ellen MacArthurは現代の世界経済はヨットのようなものだと、たとえました。そして幼い頃からの夢である「ヨット」をとるか、ひらめきで結びついた「世界経済」をとるか、たとえ話を用いて彼女は迷います。


「石をどかして、石の下に隠れたものを思いがけず見つけて2択をするような状況でした。石を脇に置いて、石の下のものを詳しく調べるのか、それとも石を元の場所に戻し自分の夢の仕事であるヨットに戻るのか。」


彼女は経済学者という道を選び、新しい海へと旅旅立ちました。




食物連鎖のような循環経済を目指そう!



食物連鎖というシステムはよくできています。「消費」するのではなく、生物の糞尿や死骸にいたるまで全てを代謝させ、初めから「循環」させることを目的に機能しています。


シンプルに、モノを生き物のようにとらえてデザインすることにより、モノの寿命が来た後も資源を無駄なく代謝させることができるとEllen MacArthurは言います。


今普及しているカーシェアリングサービスは良い例です。循環システム用にデザインされた車は生物の糞尿や食物のカスなどで作ったバイオ燃料で走り、寿命がきたら分解して部品を再構築して無駄をゼロにし、廃棄物まで全てを計画に含め代謝させます。もちろん、普及する車の台数自体も減る為に資源の削減にもなるわけですね。


あなたは急に雨が降ってきたとき、コンビニの傘をすぐに買っていませんか?調理され、パッケージに包まれたお弁当を毎日のように食べていませんか?もちろん、人の消費行動によって経済は回っていることは事実ですが、これからは循環型経済にシフトしていかなくてはなりません。


モノがあふれる現代社会だからこそ、簡単にモノを消費しない仕組みを意識して大切に使っていかなくてはなりませんね。モノを大切にすることを思い出す、刺激のあるプレゼンでした。




まとめ


・自分の絶望的な体験をいろいろな怖いものにたとえてみよう


・たとえ話を通して自分の体験を役立つものに結びつけよう


・食物連鎖のような循環社会をめざして行動を変えてみよう




以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。


ヒデヨシ



Photo by TED Conference via flickr




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