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2015年11月2日月曜日

新人はポケモンのように育てよう!


こんにちは、ヒデヨシです。


今、職場に新人がOJT(On the Job Training)で来ているのですが、とある新人から面白いたとえ話を教わりました。


「ヒデヨシさん、僕をポケモンのように使ってほしいんです!」


いやいや(笑)。どういう意味?とその理由聞いて納得しました。

「レベルの低いポケモンはパーティの先頭にして、戦闘が開始したら後ろに引っ込めるじゃないですか。ぼくもまずは先輩がいるという安心のもとどんどん実践に出させてほしいんです!」


このたとえ話はいろんな意味で上手いなと、素直に感心してしまいました。


「ポケットモンスター」略してポケモンは世界的に有名な日本発祥のゲームです。知らない方はいませんね。敵との戦闘で勝つと経験値がもらえて成長・進化していくゲームシステムで、1996年の初代発売以降根強い人気を持っています。


ポケモンのシステムでは、対戦に少しでも顔を出したポケモンには経験値が入り成長の助けになります。ゲームのプレーヤーは育てたいポケモンを先頭にしてまず戦わせた後に強いポケモンに入れ替えて経験値を稼ぎます。


面白いと思ったのは、ポケモンの育て方と会社の後輩の育て方は似ていると感じた点です。



1.まずは実践させてみる

戦闘に出せばポケモンに経験値が入ります。戦闘に出さなければ基本的に成長しません。まずは何事も実践させてそこから学んでもらうことが新人の成長には欠かせません。

2.相性を見極める

ポケモンには水は火に強い、草は火に弱いといった戦闘での相性があります。新人も同じように、本人の得意なもの、不得意なものを見極めた上で能力を活かせるように仕事を割り振る必要があります。

3.フォローを欠かさない

レベルが低いときは、控えに強いポケモンがいるとパーティとしても心強いものです。同じように新人が伸び伸びと実践から学ぶには先輩のフォロー、失敗を恐れずチャレンジできるという安心感が必要です(もちろん責任感を持った上で)。チーム一丸で強力な敵に勝てるように、先輩は後輩の仕事の進め具合をみてチームワークを発揮させなければなりません。


実際、仕事をしていると後輩の育て方に悩むことは多いと思います。仕事が忙しくてかまっている暇がない、仕事をさせてミスされると負担が増える、といった意見は良く聞きますが、土壌が悪くて植物が育つ訳は無く、育ちやすい環境を私たち先輩社員が整えることも一つの仕事だと感じました。


しかしながらこの後輩、なかなか面白い行動をするヤツで今後どうなるか気になっている一人。「ポケモンのように使え」の一言で私の興味を持たせつつ、フォローもよろしく!といった意味合いを込めており、正直「やるな」と思いました。


後輩から学ぶことも多く、自分の足りないものに気づかされる毎日です。せっかく同じ環境にいるのですから、お互いに良い影響を与え合って切磋琢磨していきたいです。


後輩に負けじと私も意識と行動を変えなくてはなりません。うーん、本当に学びが多いです。


何はともあれ、ポケモン、後輩を伸び伸び成長・活躍させられるように自身を変えていきたいと感じる今日この頃であります。



以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。


ヒデヨシ


Photo by jeff krasko via flickr




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