こんにちは、ヒデヨシです。
あなたは人と話していて「たしかに」「なるほど」などの言葉を使っていませんか?実はこれらの言葉、相手に話を聞いていない印象を与えてしまうかもしれません。
トップの営業マン、人気店の店員さん、テレビのトーク番組で活躍するタレントなど、彼らが人気を得るのは何故か、それは「雑談力」が高いことが挙げられるでしょう。雑談力の高さはトーク力やコミュニケーション力の高さにつながります。
一般的に雑談は無駄なおしゃべりと捉えられがちですが、ビジネスや日常生活で相手と良好な関係を築くためには必須のスキルです。会社のエレベーターで重役とばったり2人きり、または好きな人と2人きり、こんな絶好のチャンスで何もしゃべらないのはもったいない。そんな時こそ相手の心に刺さる雑談をしたいものです。
とはいえ、いきなり雑談をしろというのもなかなか難しいもの。
話すことが苦手で雑談なんてできないと感じている方、ご安心ください。『超一流の雑談力』(安田正 著、文響社)の著者によれば、雑談力は誰でも鍛えることができ、仕事やプライベートに応用できるとのこと。
“ 雑談力を上げるには、スポーツ競技のように身体的な能力や特別な才能は必要ありません。誰でも同じようにトレーニングすることができる。(中略)つまり、鍛えれば鍛えるほど効果が出やすい。かつ、誰にでもマネ・応用ができるのです。
本書では良い印象を与えるあいづちの仕方、相手が興味を持つ話の掘り下げ方、相手のタイプにより雑談を使い分けるなど、特にビジネスでの営業スキルを中心に書かれていますが、プライベートにも簡単に応用できるノウハウが盛りだくさんです。
今回は、第3章『思わず心を許してしまう聞き方』より、「要約のたとえ話」を使って好感の持てる質問をしつつ相手の話を理解するテクニックを紹介します。
「要約のたとえ話」で理解力と好印象をゲット
雑談をするとき、自分が詳しくない、もしくは知らない領域の話になることもあるでしょう。そんなとき、冒頭で挙げた「たしかに」とか「なるほど」とういうあいづちや知ったかぶりをするのは一番やってはいけません。「いい加減な人」「テキトーな人」という印象を相手に与えてしまいます。
分からないときは知ったかぶりをせず質問してみましょう。ただし、ストレートに教えてくださいと聞くのは無知な印象を与えてしまいます。そんなときは要約のたとえ話で自分のイメージに変換して以下のように質問してみましょう。
「勉強不足で恐縮なのですが、今おっしゃっていたものはたとえば、○○のようなものでしょうか。」
「私の業界でいう○○のようなものなんですかね?」
「今話題の○○のようなイメージでよいでしょうか?」
このように、要約のたとえ話を使うと自分の言葉で話を整理できるので、何が理解できているのか、理解できていないのかがはっきりします。その上で自分の認識を相手に伝えて互いのイメージのずれを無くせば、相手の意図をしっかり汲み取ることができます。
また、要約のたとえ話を使って質問すると「あなたの話を理解したい」という姿勢を見せることもできます。自分の話を熱心に聴いてくれる人、理解や共感してくれる人に好感を持ちたくなりますから、相手の話を能動的に聴きくことは大切です。
応用ですが、相手が興味を持ちそうなものでたとえると、話に食いついてくるのでその後の会話も膨らみますよ。アンテナを広げて相手の好きなものなどもチェックしておきましょう。
要約のたとえ話はこちらの理解度を示せるとともに、「頭の回転が速い人」や「話をよく聞いてくれる人」という好印象も持ってもらえる一石二鳥のテクニックです。
誰でも実践できるテクニックなので分からないことは積極的に要約のたとえ話で質問して、雑談からチャンスをつかみましょう!
まとめ
・雑談力は誰でも鍛えることができる
・要約のたとえ話は話を整理できて自分の理解度がわかる
・要約のたとえ話で質問して相手に積極的に聴いているな姿勢を見せよう
本書は全8章で構成されています。
第1章 「超一流の雑談」の始め方
第2章 何を話題にすれば、雑談は盛り上がるのか?
第3章 思わず心を許してしまう聞き方
第4章 出会ってすぐに距離を縮める方法
第5章 さらに距離を縮める二度目の雑談
第6章 相手によって話し方や話題を変える
第7章 雑談から本題への移り方
第8章 今日から始める雑談トレーニング
本書の著者は英語、ロジカルコミュニケーション、プレゼンテーション、対人対応コーチング、交渉などのビジネスコミュニケーション領域のコーチングとコンサルティングを行っており、大手企業を中心に1700社に研修、一般社員の他に役職者1000人以上の指導実績のあるコミュニケーションのプロと呼べる方です。
どの章も具体的なたとえ話を使った雑談の使い方を説明してくれるため非常にわかりやすく、頭の中に入ってきやすい内容となっています。
相手に反論されたら「うかつでした!」で受け流す、次へのチャンスをつなげやすい「ファンになっていいですか?」など、今すぐ使えるフレーズも数多く紹介されています。即実践できる内容盛りだくさんで営業の方は必読の一冊です。
本書で雑談力を磨いて、対人スキルに磨きをかけましょう!
以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。
ヒデヨシ
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“ 雑談力を上げるには、スポーツ競技のように身体的な能力や特別な才能は必要ありません。誰でも同じようにトレーニングすることができる。(中略)つまり、鍛えれば鍛えるほど効果が出やすい。かつ、誰にでもマネ・応用ができるのです。
(はじめに より)
本書では良い印象を与えるあいづちの仕方、相手が興味を持つ話の掘り下げ方、相手のタイプにより雑談を使い分けるなど、特にビジネスでの営業スキルを中心に書かれていますが、プライベートにも簡単に応用できるノウハウが盛りだくさんです。
今回は、第3章『思わず心を許してしまう聞き方』より、「要約のたとえ話」を使って好感の持てる質問をしつつ相手の話を理解するテクニックを紹介します。
「要約のたとえ話」で理解力と好印象をゲット
雑談をするとき、自分が詳しくない、もしくは知らない領域の話になることもあるでしょう。そんなとき、冒頭で挙げた「たしかに」とか「なるほど」とういうあいづちや知ったかぶりをするのは一番やってはいけません。「いい加減な人」「テキトーな人」という印象を相手に与えてしまいます。
分からないときは知ったかぶりをせず質問してみましょう。ただし、ストレートに教えてくださいと聞くのは無知な印象を与えてしまいます。そんなときは要約のたとえ話で自分のイメージに変換して以下のように質問してみましょう。
「勉強不足で恐縮なのですが、今おっしゃっていたものはたとえば、○○のようなものでしょうか。」
「私の業界でいう○○のようなものなんですかね?」
「今話題の○○のようなイメージでよいでしょうか?」
このように、要約のたとえ話を使うと自分の言葉で話を整理できるので、何が理解できているのか、理解できていないのかがはっきりします。その上で自分の認識を相手に伝えて互いのイメージのずれを無くせば、相手の意図をしっかり汲み取ることができます。
また、要約のたとえ話を使って質問すると「あなたの話を理解したい」という姿勢を見せることもできます。自分の話を熱心に聴いてくれる人、理解や共感してくれる人に好感を持ちたくなりますから、相手の話を能動的に聴きくことは大切です。
応用ですが、相手が興味を持ちそうなものでたとえると、話に食いついてくるのでその後の会話も膨らみますよ。アンテナを広げて相手の好きなものなどもチェックしておきましょう。
要約のたとえ話はこちらの理解度を示せるとともに、「頭の回転が速い人」や「話をよく聞いてくれる人」という好印象も持ってもらえる一石二鳥のテクニックです。
誰でも実践できるテクニックなので分からないことは積極的に要約のたとえ話で質問して、雑談からチャンスをつかみましょう!
まとめ
・雑談力は誰でも鍛えることができる
・要約のたとえ話は話を整理できて自分の理解度がわかる
・要約のたとえ話で質問して相手に積極的に聴いているな姿勢を見せよう
本書は全8章で構成されています。
第1章 「超一流の雑談」の始め方
第2章 何を話題にすれば、雑談は盛り上がるのか?
第3章 思わず心を許してしまう聞き方
第4章 出会ってすぐに距離を縮める方法
第5章 さらに距離を縮める二度目の雑談
第6章 相手によって話し方や話題を変える
第7章 雑談から本題への移り方
第8章 今日から始める雑談トレーニング
本書の著者は英語、ロジカルコミュニケーション、プレゼンテーション、対人対応コーチング、交渉などのビジネスコミュニケーション領域のコーチングとコンサルティングを行っており、大手企業を中心に1700社に研修、一般社員の他に役職者1000人以上の指導実績のあるコミュニケーションのプロと呼べる方です。
どの章も具体的なたとえ話を使った雑談の使い方を説明してくれるため非常にわかりやすく、頭の中に入ってきやすい内容となっています。
相手に反論されたら「うかつでした!」で受け流す、次へのチャンスをつなげやすい「ファンになっていいですか?」など、今すぐ使えるフレーズも数多く紹介されています。即実践できる内容盛りだくさんで営業の方は必読の一冊です。
本書で雑談力を磨いて、対人スキルに磨きをかけましょう!
以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。
ヒデヨシ
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