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2016年4月20日水曜日

人生うまくいっている人の、自尊心を高める8つのたとえ話


こんにちは、ヒデヨシです。

物事に対する日々の考え方は大切です。普段自分がどのように考えているかで物事の捉え方が変わります。ポジティブにもネガティブにも。

『うまくいっている人の考え方 完全版』(ジェリー・ミンチントン 著、弓場隆 訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)には、そんな日々の思考をポジティブにし、自尊心をつくる方法100個がまとめられています。


読んでいると耳が痛い(読んでいるので目が痛いか)、というか心にグサッとくる内容ばかりです。本書の中に「自分を他人と比較しない」といった誰にでも当てはまる項目がありますが、その考え方一つで人生損していると思うと今日から直さなければと奮い立たずにはいられません。


今回は本書より、日々の思考をポジティブにして自尊心をつくる・保つ・変えるための8つのたとえ話を紹介します。どれも「なるほど」とうなってしまう上手いたとえ話ばかりですので、ポジティブな日々の過ごし方と一緒に学びましょう。




人生うまくいっている人のたとえ話



1.完璧を求めない


“ どのような仕事に取りかかるにしても、それに相応の完璧さというものがある。たとえば、脳外科の技術は芝刈りよりもずっと高度な技術が必要になる。(P.64)


全てのものに同じように完璧を求めると疲れてしまいます。物事にはそれぞれ必要な完成度があるのですから、力みすぎる必要はありません。多くの人が納得できる現実的な基準を見つけ出して、早めに手を引くことも時には必要です。



2.自分の価値を疑わない


「あなたは価値のない人間だ」という意味のことを他人に言いたがる人がいる。こういう人は、自分と比較して相手が何らかの点で違っているという理由で、相手をほとんど価値のない人点だとみなすのである。(中略)これは、土星が自分の周囲には環があるという理由で火星より価値があると思い込むようなものだ!(P.68)


地位や権力や収入で人の価値を決めつけ見下す人からは離れた方が賢明でしょう。その人は他者を蔑むことで相対的に自分の価値が上がったと勘違いしている人です。人の価値を測る絶対的な基準などありません。



3.自分は重要な存在


あなたのこの世の中への貢献は大変重要だ。たとえば、あなたは食事をするたびに多くの人の仕事を提供している。農作業に従事する人たち、農産物を加工する人たち、食品を小売店まで運搬する人たち、小売店で食品の販売を担当する人たち。このように、あなたは食事をするだけでも多くの人の生活に貢献しているのである。(P.130)


自分が重要で無い仕事をしていると思ったら一度深呼吸をしましょう。ほんの1回の食事が大きな経済の循環をつくりだしているように、自分が重要ではないと思っている仕事も視野を広げれば多くの人の役に立っているのです。



4.非現実的な期待はしない


非現実的な期待はデザートに似ている。少しだけなら楽しめるが、多すぎると気分が悪くなる。(P.137)


目の前に大金が降ってこないかな、目の前に人生の完璧なパートナーが突然現れないかな、といった非現実的な期待は控えめにしましょう。現実的な期待をして、それを実現するための適切な行動を継続させることで、少しずつ期待は実現していきます。



5.現在に意識を向ける


心とは、過去と未来の間を絶えず往復する振り子のようなものだ。自分の思考内容を調べれば、過去と未来については多くの時間を割いて考えているのに、現在についてはほんのわずかな時間しか割いていないことに気づくだろう。(P.154)


「あの時ああしていれば」とか「将来はこうなりたい」など、私たちは過去と未来を思うことに時間のほとんどを使っています。過去を振り返り将来の計画を立てることは必要ですが、今幸せになるためにどんな行動をするべきかを考えることの方が現実的で生産的です。



6.心の持ち方を変える


あなたの心は、特定の方法で考えるようプログラムされている。心はコンピューターのようなものだ。(中略)心をポジティブにプログラムし直せば、人生の多くの面を改善できる。(P.170-171)


私たちの価値観は生きてきた環境によって変わります。過去のものを変えることはできませんが、これからの心をプログラミングしなおすことはできます。プログラミングしなおす簡単な方法は、自分が理想とする人の近くに行って刺激をもらうことです。そうすることで自然に心のプログラムは更新されます。



7.一部の人に嫌われても気にしない


ところで、なぜこんなに多くの種類の本があるのだろうか? それだけ多くの種類の読者がいるからだ。その点で人間は本に似ている。退屈な人、不愉快な人、自分とかけ離れている人、自分とぴったり合う人など、さまざまだ。人々の多様性を考えると、好きになれない人がいるのは仕方がない。あなたを嫌っている人がいるのは当然なのだ。(P.212)


書店で自分の苦手なジャンルの本を見かけたらビリビリに破き捨てるでしょうか。ふつうそんなことはしません。そう、何もされません。誰かから嫌われているなら、それはジャンルが合わない一部の人であり、悲観することはありません。むしろ好きでいてくれる人のために表紙と中身のストーリーを推敲しましょう。



8.自分を飾らない


「お行儀がいい」という段階は、めったに長続きしない。人々は普段の行動様式に戻り、人間関係が変化するからだ。そのプロセスは、美しく包装されたパッケージを開くのに似ている。パッケージの中身が外見と同じように美しいこともあれば、包装紙をめくれば中身が気に入らなくなることもある。(P.225)


自分を飾って人と接しても長続きしません。偽り続けることは心と体に相当な負担になります。それよりは、自分のありのままを見せて相手に理解してもらい、悪い部分も含めて認め合う仲になった方がお互い気を使わず長きに渡るパートナーになれるでしょう。




いかがでしたか。今回紹介した8つのたとえ話は自尊心を高めてくれると同時に、自分の改善点にも気づかせてもらえます。


本書には全100個の自尊心をつくる・保つ・変える方法が紹介されています。毎日が少しネガティブだなと感じたら本書を手に取り、目に留まる項目を読むだけでも今自分がすべき行動が見えてきます。もちろんポジティブな状態のときでも、忘れていた心の持ち方を思い出させてくれます。


上手いたとえ話も、今の自分に必要なものも見つかる一冊でした。


あ、見つけるだけではいけませんね。行動に移さねば!



以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。


ヒデヨシ






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