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2016年3月2日水曜日

世界一の投資家ウォーレン・バフェットの粋なたとえ話


こんにちは、ヒデヨシです。


世界一の投資家ウォーレン・バフェット(Warren Edward Buffett)氏。世界一の投資会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOを務めている方です。

バフェット氏は毎年株主宛に手紙を書いており、その手紙はビジネス界の様々な人たちから注目を集めています。

実は面白い言い回しやたとえ話を用いており、その年の出来事にちなんだ鋭いたとえ話が書かれています。

今回はウォーレン・バフェット氏の手紙に書かれているたとえ話をいくつか紹介しましょう。



世界一の投資家ウォーレン・バフェットの粋なたとえ話


過去240年間、米国売りに賭けることはとんでもない間違いであった。今も売り始めるべきでない。米国の商業とイノベーション(革新)という金のガチョウは、より大きな卵をより多く産み続けるだろう(2016)

アメリカのイノベーションについて語られたたとえ話。アメリカの成長を童話の幸せを運ぶ金のガチョウにたとえています。


惨めな一生を保証されたいのなら、自身の態度を変えるつもりの人と結婚することだ(2016)

結婚してから相手の態度がコロッと変わってしまったら結婚生活は惨めなものですね。投資も相手をしっかり見極めましょうというたとえ話。


もし台所でゴキブリを1匹見つけたら、数日以内にその親戚に出会う(2015)

悪いニュースは1つでは終わらないというシンプルながらインパクトのあるたとえ話。


オープンカーに乗っている一人の女性は電話帳に登録されている5人よりも価値がある(2011)

金利上昇を待つよりも現金を投資する機会を見つける方が良いという考えを表したたとえ話。先の分からない大きな利益よりも、小さくとも目の前の確実な利益を手にする方が賢明だという意味です。


誰が裸で泳いでいたかは引き潮になったとき初めて分かる(2008)

複数の者が悪事をはたらいていても、1つのきっかけで全て明るみに出るというたとえ話。住宅価格の下落によって金融機関の愚行が明らかになったことを表したものです。



いかがでしたか。ことわざを用いたものから実際の経験則まで、幅広くも鋭い洞察のもと様々な表現を用いて書かれていて面白いですね。

株主に宛てて書かれているこの手紙は書籍としてまとめられているようですので興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。



以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。

ヒデヨシ


Photo by GotCredit via flickr


【参考・引用】
・Bible Heroes Join Naked Swimmers, Roaches in Buffett’s Letters, The Washington Post (Feb 25, 2016)
・バフェット氏の手紙、注目のフレーズを読む, WALL STREET JOURNAL(Feb 29, 2016)


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