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2015年6月2日火曜日

松岡修造による錦織圭とテニスの熱いたとえ話

Photo:Russ Morris via flickr

こんにちは、ヒデヨシです。



松岡修造氏といえば「熱血」や気候を操ることでもたとえられる有名人ですね。


そんな松岡修造氏は、実は日本を代表するテニスプレーヤー(という経歴の持ち主)であり、世界的テニスプレーヤーの錦織圭選手を幼い頃から指導・応援してきた方でもあります。松岡修造氏のオフィシャルサイト『心の声に聞け!』のコラムには LOVE!KEI!が伝わってくる記事が盛りだくさんです。


今回はそんな松岡修造氏オフィシャルサイトのコラムから、錦織圭選手をたとえた様々なアツイ表現をまとめてみました。テニスプレーヤー必見です!


世界のテニスプレーヤーをたとえた熱い表現は『松岡修造による世界のテニスプレーヤーの熱いたとえ話』にてまとめていますのでそちらも併せてご覧ください。


松岡修造による錦織圭選手のたとえ話

〜テニスプレー 編〜

かの有名なテニプリ(テニスの王子様)の手塚ゾーン(だと思う)や、宇宙空間、レストランのバイキング、新幹線から妖怪ウォッチに至るまで、何でもありの本当に自由な発想で錦織選手をたとえています!



ゼロ・グラビティ

今の圭は、まるで『ゼロ・グラビティ』 力み ゼロ
テニスコートがまさに宇宙空間になった瞬間だった。見事な圭の宇宙テニス!見た目は、足も突っ立たままに見えるくらいリラックス。打てば入る。打てば決まる。打てばミラクルになる!
(『2014年11月14日【ATPツアーファイナル】錦織圭選手 vs ダビド・フェレール選手』より)


テニスボール光線

コートの内側に入り、いつも以上にフラット系のショット、しかも強打。解説していて思った。こんなテニスみたことない!まさに、、、テニスボール光線が、コートに炸裂した!テニスコートが宇宙空間となった。
(『2014年11月12日 【ATPツアーファイナル】錦織圭選手 vs ロジャー・フェデラー選手』より)


新幹線ラリー(錦織圭選手=新幹線「のぞみ」)

そして途中何度も見せた・・・新幹線ラリー。黄色いボールが光線のように飛び交ったが、こだまフェレールは、のぞみ圭に歯が立たなかった。
(『2015年1月26日【全豪オープン8日目】錦織圭選手ベスト8進出!』より)


にしこ〜〜〜り

妖怪ウォッチではないが、にしこ~~~り(無我の境地、zoneにはいり、全ての主導権を得ることができる)になったら誰もてをつけられない。我の境地、ゾーンに入り、主導権をすべて得ることができる。(中略)対フェデラー、一体いつにしこ~~~りコインを使うべきなのか?
(『2014年11月10日【ATPファイナル】開幕戦 錦織圭選手がマレー選手に圧勝!』より)


私、待つわ♪いつまでも待つわ♪状態

集中力を乱される状況多々あった。3回戦不戦勝で3日間も試合があき、待たされた。試合前、雨で待たされた。試合中、雨の中断で待たされた。休める良さもあるが、試合感がなくなる怖さもある。それはまさに・・・ 私、待つわ♪いつまでも待つわ♪ 状態になった。 一気に自分の気持ちを狂わせ、集中力がなくなる可能性がある。今まで保ってきたタイミングを急に失ってしまうのだ。
(『2015年6月 1日 錦織圭選手が日本人82年ぶりとなるベスト8入りの快挙を達成しました!』より)


圭ウォール

ジョコビッチに対し、先に攻撃していきたい。ただ、今大会みていて対戦した全ての選手が早く攻撃しようとし、カウンターをくらうか、焦ってミスが続き自滅してしまう。だからこそ、ジョコウォールに対し、、、圭ウォールにならなければならない。
(『2014年11月15日【ATPツアーファイナル】錦織圭選手がATPファイナル準決勝を戦う』より)


スーパーゾーン

全く力みがなく、どんなショットもきまっていく。
(『2014年11月15日【ATPツアーファイナル】錦織圭選手がATPファイナル準決勝を戦う』より)


超攻撃型想像力テニス

テニスは相手のショットを読んでいくスポーツだ。相手の構えから、力の入り方から、そして相手のメンタルを探ってショットを読んでいく。ただ、スーパーゾーンに入った圭は読むことができない。ゼロ力みのテークバック、そしてボールをヒットするまで、余計なことを考えず感性に任せて打ち込んでくる圭の心理は読むことができない。
(『2014年11月15日 【ATPツアーファイナル】錦織圭選手がATPファイナル準決勝を戦う』より)


バイキングテニス

そして圭はこの試合、バイキングを完全にバイキングにした。そう・・・レストランビュフェのバイキングにしてしまったのだ!前菜(サーブ)、メイン(ストローク)、デザート(ボレー)と全ての食事、ショットにおいて圭が主導権を握り、自分が好き勝手に選びながら食い尽くしてしまったのだ。
(『2015年1月26日【全豪オープン8日目】錦織圭選手ベスト8進出!』より)


ファンタジスタテニス

圭のファンタジスタテニスが観客を魅了するはずなのは間違いない!
(『2014年11月 6日 ATPファイナルがいよいよ開幕!!!』より)


王者テニス

錦織選手は70パーセントのテニスでも、試合に-勝てる環境になってきたということ。これは凄いこと!相手にプレイをさせて、大事な時にしっかりとギアをあげて自分のプレーができる。まさに王者テニスになってきている!
(『2014年9月29日 錦織圭選手 マレーシア・オープンで優勝!』より)


横綱級テニス

ファイナルセットでいきなりサービスゲームをブレークされても、圭がギアを上げればすぐに挽回できる。その圭のギアを上げた時の恐ろしさも相手は感じているからこそミスもでる。まさに、横綱級のテニスになってきているのだ。今後、よりギアを上げ続けられる選手になったら?…それを想像するだけでワクワク感が止まらない。
(『2015年3月 2日 錦織圭選手 世界ランキング第4位に!』より)



松岡修造による錦織圭選手のたとえ話

〜錦織圭選手 本人 編〜

こちらは錦織選手本人をたとえた表現です。ボクシング、ユニクロ、エルビスプレスリーなど、これまた自由に表現されています。



ロッキー圭

圭は、ジャブ、ジャブ、を入れながら、とどめの圭パンチを繰り出していた。(中略)完全にコーナーに追いつめられた!その中で圭は踏ん張った。相手のストレートパンチをかわしながらポイントを奪った。(中略)1回戦同様、自分のテニスができなくてもしっかりと勝ち切った圭。まさにメンタルで突破したのだ。今日は圭がロッキーになった!
(『2015年1月22日【全豪オープン4日目】錦織圭選手 2回戦突破!!』より) 


日本の応援=エイドリアン

 3回戦も日本の応援、エイドリアンを力に戦ってほしい。
(『2015年1月22日【全豪オープン4日目】錦織圭選手 2回戦突破!!』より)


Mr.ユニクロ

テニスの生きる伝説と言われているロジャー・フェデラーを破った圭!(中略)この勝ちは圭のテニス人生で一番の自信になったと思うし、この自信は圭にとって永遠に力になる!さぁ、次はジョコビッチだ。そして、この対戦を恐れているのはジョコビッチの方だ。Mr.ユニクロはKeiだ!
(『2014年3月27日【ソニーオープン】準々決勝 錦織圭 3-6,7-5,6-4 でフェデラーに逆転勝利!より)


ラブミーテンダー ラブミー圭

日本の錦織圭選手がメンフィスでエルヴィス・プレスリーに次いで有名人になった!メンフィス大会史上初三連覇!とんでもない偉業を成し遂げた。(中略)メンフィス・・・史上最も成功したソロアーティスト、あのエルヴィス・プレスリーが育った場所、ロックの街として知られている。(中略)おめでとう圭!ありがとう圭!ラブミーテンダー ラブミー圭
(『2015年2月16日【メンフィス・オープン】錦織圭選手 大会史上初の三連覇!』より)


師匠圭

圭、ガッツポーズもない。ふらふらとネットまで歩いてきてラオニッチと握手。ベンチに戻って座り込んだ圭は泣いていた...これ以上の感動はない!これぞスポーツ、テニスの良さだ!師匠圭から学べ 世界のテニス!
(『2014年10月 5日【楽天ジャパンOP】楽天ジャパンオープンテニス決勝』より)


世界のKEI!

日本の圭 アジアの圭 世界のKEI!
(『2014年10月 5日【楽天ジャパンOP】楽天ジャパンオープンテニス決勝)』より)


EVERYDAY KEI !

これから日本はKEIから目が離せない!まさに日本は…
EVERYDAY KEI ! まいにち圭! 訳 松岡修造 
(『2015年3月 2日 錦織圭選手 世界ランキング第4位に!より)



松岡修造自身のたとえ話


松岡修造氏は上で紹介した錦織圭選手のたとえ話をもとに、さらに自身をたとえています。面白い表現が多かったのでいくつかピックアップしてみました。



今日の天気は松岡修造

自分で言うのも嫌だが今日の天気は松岡修造だった。
(2015年1月22日【全豪オープン4日目】錦織圭選手 2回戦突破!!)


修造ゾーン(シューゾーン!)

僕が目指しているのは、錦織圭選手がロンドンのATPファイナルで見せたスーパーゾーン(体に力みがなく、何をやってもうまくいく)に入ること!その領域に入れば何も怖くない。自分らしくいられる場所だ!さあ、僕も “まいにち、修造!日めくりカレンダー”で入るぞ、修造ゾーン シューゾーン!
(『2014年11月27日 日めくりカレンダー『まいにち、修造!』がとんでもないことに・・・』より)


スーパーゾーン解説

全く力みがない、ゼログラビィ。何を言っても的を得た冷静かつ情熱的な解説
(『2014年11月15日【ATPツアーファイナル】錦織圭選手がATPファイナル準決勝を戦う』より)


しゅ~~~ぞ~~~

今夜の解説も しゅ~~~ぞ~~~(どんな時も情熱的に、本気で、一所懸命!)で応援したい  修造より
(『2014年11月11日【ATPファイナル】ATPファイナルinロンドン』より)


アイ・オブ・ザ・タイガー

今日の解説、アイ・オブ・ザ・タイガーになった
(2015年1月22日【全豪オープン4日目】錦織圭選手 2回戦突破!!)



まとめ



いかがでしたか?テニスコート上で今日から使えるものばかりでしたね。個人的にはバイキングテニスが上手いたとえだと思いました。テニスの要素を料理にたとえ、主導権が自分にあり、自由に試合を進める状況をビュッフェで上手く表現しています。


松岡修造氏のたとえ話は全体的に「イメージ化しやすい」ものばかりです。新幹線や光線=「速い」、宇宙=「力みゼロ」、ロッキー=「強者、努力家」など、一般的に連想できるものが多いためです。


「熱いといえば松岡修造」のように、連想ゲームをしたときにパッとすぐイメージを連想できるものは相手にも伝わりやすくなります。「◯◯といえば・・・」という連想ゲームのフレーズを意識して伝わりやすいたとえ話をつくりましょう。


また、自分で定義したコトバをつかってさらにたとえ話をつくる点は非常に参考になります。たとえば、スーパーゾーン解説という表現はスーパーゾーンという自分でつくったコトバをもとに「スーパーゾーンのような解説」というたとえ方でつくられています。


たとえ話のアイデアやよいイメージが思い浮かばないときは、たとえの元を自分でつくってしまえばいいという手も新しい切り口として活用できそうです。



・一般的な人が知っている直接的なたとえは相手に伝わりやすい


「◯◯といえば・・・」という連想ゲームのフレーズを意識してイメージ化する


・自分で定義したコトバをもとにたとえ話をつくることもできる




今後も錦織選手、松岡修造氏の活躍から目が離せませんね!

Everyday KEI!
Everyday SHUZO!


以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。


ヒデヨシ

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(参考・引用元)

松岡修造オフィシャルサイト『心の声に聞け!』
http://www.shuzo.co.jp/


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