こんにちは。ヒデヨシです。
ことわざは日本人にとってなじみ深いものですよね。
そしてことわざは基本的にたとえ話を使って表現していますので、たとえ話を勉強するにはうってつけの素材です。
ことわざは、単に何かしらにたとえて表現しているだけなのですが、それが私たちの日常生活で頻繁に存在して高い共感を得るからこそ、ことわざとして広く知られるようになったのでしょう。
「共感」は人にメッセージを伝える上で非常に重要な要素です。
日本のことわざは昔の偉人達がその深い観察と経験則から導きだした教訓と言えますが、現代ではなじみの無いことも多いと感じます。
たとえば「石の上にも3年」ということわざ。
意味は、辛く苦しいことでも3年間辛抱して続けてみれば成果が現れるという意味です。
今のご時世、3年間も石の上に座って耐えようと思う人はそういないでしょうね。イメージは湧きますけど「共感」できるとまではいかないです。少なくとも私は。
こういった「共感」が薄れていることわざを、現代の言葉になおして、共感・イメージ化できる形にしたものが、
現代ことわざ
です。(勝手に命名しました。)
上手いたとえ話は人から「共感」され、「イメージ化が簡単なもの」であるので、現代ことわざをつくることは、たとえ話が上達するためのよいトレーニングであるといえるでしょう。
私も、頭を何とか柔らかくしていくつか挙げてみました。
現代ことわざ:石の上にも三年
・社畜でも三年
・部活でも三年
・結婚でも三年
・孤独でも三年
・くじけても三年
・浪人しても三年
・ダイエットも三年
・リハビリでも三年
・死にたくても三年
・いじめられても三年
いかがでしょうか。うーん、考えるのって難しいですね。
現代ことわざ(たとえ話)のつくり方ですが、
「石の上」=「苦しくて辛いもの」
として、単に辛そうなものをイメージ化してあてはめました。言葉のキーとなるフレーズをイメージ化して言い換えるだけでたとえ話がつくれます。
上手なたとえ話をつくるには、さらに「そうきたか!」「なるほど!」と相手の意表をつく表現に言い換えると面白くなります。
例として紹介させていただきますが、お笑い芸人くりぃむしちゅー上田さんのたとえツッコミは表現力が豊かで非常に参考になります。
たとえば、とある番組で会話に内容が無く、薄っぺらいやり取りをしているゲストの様を見て
「ふぐ刺しか!!」とツッコミ。
さすがの表現力ですね。すごいイメージ化が簡単で共感できます。このたとえツッコミも
「薄っぺらいもの」=「ふぐ刺し」
のようにキーとなるフレーズを言い換えることでつくり出していますね。これが、上手いたとえ話をつくる際のコツと考えられるでしょう。
キーとなるフレーズを言い換える
今後、たとえ話をつくる際の参考にしていただければと思います。
以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。
ヒデヨシ
Photo by woodleywonderworks/flickr
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